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15-10-09

Sense and Consciousness

By
過去30年の人生と決別し、朝型の生活を始めました。
朝起きて一番最初にやるのは、窓を全開にすること。

空の色を見て、
街の音を聴き、
朝の匂いを嗅ぎ、
肌で空気の質感に触れ、
思い切り息を吸い込み、
朝を味わう。

意識的に五感を起動させるような感覚。

以前、写真家の操上和美さんとお仕事でご一緒したときに、
毎朝起きたらまず窓を開けて街の景色を見て、その美しさを感じる、
というような話を伺いました。

一日として同じ風景はなく、そこに美を感じられなくなったら
写真家として終わりだ、というような話だったと思います。

人間の感覚とは、生物学の話ではなく意識の話なのかもしれませんね。

とにかくそうしたことを毎日繰り返していて感じるのは、
起きたての五感の中では嗅覚が非常に鈍いということ。

考えてみると、光や音や痛みで目が覚めることはあっても、
匂いで目が覚めるっていうことはあまりないかもしれません。

嗅覚というのは五感の中で最も原始的な感覚と言われているので、
これはちょっと意外な事実です。

感覚と意識はぼくらが思っている以上に緊密な関係を結んでいて、
普段ぼくらの意識が深く感覚とアクセスしていないだけで、
日常というものは、実は変化に満ちたとても豊かなものなのでしょうね。